ビーンズバックで機動性をアップ

先週のアメリカ出張前に、雑誌CAPAオリジナルのビーンズ・バッグを通販で購入しました。このバックの開発の様子を紹介した記事を、以前たまたま読んだことがあって、使いやすさを追及して、色々試行錯誤して最終的な形状に至ったという記事内容に好感が持ってて、購入を決めた次第。
ですが、実際に届いた商品を見て、非常に不安になりました。思ったよりも随分小さかったのです。特に、買ったばかりのDO望遠レンズは、長さが短い割に重いので、EOS40Dにこのレンズを装着した状態でビーンズバッグに載せたら、バランスを崩して、カメラが前に倒れてしまうのではないかと思ってしまいました。
ところが、以下の通り、実際にビーンズバッグに載せてみると、余裕でバランスがとれました。

ビーンズバッグ

この写真は、焦点距離110mmの状態ですが、テレ端の300mmまでレンズを伸ばしても、バランスを崩さず
ちゃんとビーンズバックに載ってくれていました。 さらなる心配ごととしては、カメラの下の袋の中にある豆(ビーズ)を微妙に動かして水平をとるのが、大変なのではないかと思ったわけですが、上の写真の通り、水準器を付けてカメラを左右にズリッ、ズリッと少し動かしただけで案外簡単に水平が出ました。
さぁ、いよいよ撮影だと思ってシャッターを切ったのですが、切った瞬間に指の圧力がビーンズバッグに伝わって、ズルッと少しずれて、映像がブレました。そこで、いつもカバンに入れているレリーズを取り付けて撮り直したら、以下のように、ブレずに綺麗に撮れました。

ビーンズバック使用テスト
Camera: Canon EOS 40D
Lens: Canon EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM
110mm, f/22, 1/13sec, ISO 200
with
CAPA Original Beans Bag
and
Angle Finder-C

教訓: ビーンズバッグにレリーズは必須。常にレリーズは携帯するべし。
また、ビーンズバッグは花とか地べたに座っている猫とか、低い位置の被写体を撮るのに重宝すると予測します。
EOS40Dの場合、ライブビューの液晶画面のアングルを変えられないので、アングルファインダーCを使った方が撮りやすいと思います。実際、上の写真は、アングルファインダーCを使って撮りました。ピントをMFでしっかり合わせたいときは、液晶画面を多少無理な姿勢になっても確認するようにしたいと思います。ライブビュー画面は10倍までクローズアップできますからね。、MFのときにはやはりライブビューを使いたいですよね。
よって、私の場合は、アングルファインダーCと液晶画面を目的に応じて使い分けたいと思います。
ビーンズバッグと一脚があれば、三脚がなくても大抵の撮影はできそうすです。DOレンズの機動性を考えるとより軽快に撮影できると思います。