我が家の猫2匹(グレ・クロ)と一緒に住むようになったのは、2008年。ということは、人間の年齢で言えば、80歳を超えた老猫。仕事に行っている平日は彼らの世話を家内に任せっぱなしで、週末はトイレの掃除とか手伝うのだが、お昼もグレクロの世話が優先で、カミさんとお昼ご飯食べるのは、午後2時を過ぎることが多い。
京都市街には、お昼ご飯を楽しめるお店がとても多いが、大抵どのお店も午後2時になると午後5時まで休憩に入ってしまうところが殆ど。こういう時、我々夫婦にとって家から比較的近いd食堂京都は、オアシスのようのな存在。
食堂京都はまずロケーションがユニーク。佛光寺の境内にある。
京都産の食材を使ったメニューとって、体にも良さそうな京都の美味しいものを知ることが出来る貴重な場とも言える。
今回、本当は「白だしつゆ定食」を頂きたかった。しかし残念ながらお店に着いた時、既に売り切れ。やはり人気のd食堂。皆考えることは同じである。でも、ここで救世主登場。「甘きつねうどん」である。東京や名古屋のうどんと異なり、汁は茶色くない。もしかして、これも白だしベースかなと思えるすっきりとしたしつこさしょっぱ無しの旨味たっぷりのスープに京都っぽさを感じる柔らかめの麺。オアゲもネギも美味しく頂いた。
甘きつねうどんの後には、秋のデザートを堪能した。
「丹波くりと柿のパフェ」を頂いた。このパフェは
- 丹波くりのモンブランクリーム
- 丹波くりのアイスクリーム
- 大枝の柿のピューレ
- シャンティクリーム
- ほうじ茶の蒸しパン
- 大枝の柿のシャーベット
- キャラメルソース
- パンナコッタ
- クランブル
- 丹波くりの甘露煮
- ほうじ茶のゼリー
で構成されており、かなり凝ったつくりに見えた。味は、柿のソースと上にのったモンブランやその他の要素が入り混じって醸し出す自然な甘さ。ほっこりマッタリと秋の味をゆっくり楽しませて頂いた。
2年前から私のカメラバックの中には、D&DEPARTMENT さん、三井化学さん、オーケー化成さん、そして大阪のサナダ精工さんのコラボによるプラマグ(ポリプロピレン製のカップ)が入っている。なぜ、態々プラスチック製カップをと思う人もいるだろう。このプラマグについては、今ここで書き出すと長くなるので別途一本の記事に纏めようと思うが、ちょっとだけ………書く。
出会いはいつも聴いているαステーション(京都FM)。毎週日曜日の夕方、D&DepartmentのオーナーであるナガオカケンメイさんがDJを勤める
LONG LIFE DESIGN RADIO ~もののまわり~
という番組があって、その中でいつだったかサナダ精工の 眞田社長がゲストとして番組に出演。その中で、眞田さんがケンメイさんと出会った経緯やケンメイさんのLong Life Designマッチするプラマグの開発経緯を知り、コレは是非購入してプラスチックの経年劣化につれてのワビ、サビを体験してみたいと思った次第。
プラマグでコーヒーやエスプレッソを飲んだり、出張先のコンビニでレトルト製品を買ってホテルの電子レンジで温める時に使ったり、撮影に関わるカメラアクセサリーのケースにしてみたりしながら楽しんでいる。このまま10年以上使って経年劣化の美を楽しんでみたいと思う。
というわけでd食堂 京都に愛用中のプラマグを持って行って、甘きつねうどんのPOPと一緒に記念撮影↓