嵐電(京福電気鉄道)車内にて

 出張に行くときには、GR1Vを携行している。8月某日、京都へ出張に行ったとき、四条大宮に宿をとった。仕事前に早起きして、スナップ撮影へ。嵐電(京福電気鉄道)の改札口前を通ったとき、ちょうど始発電車が出るところだったので乗ってみた。


 GR1Vを使うときには、F8やF11くらいでパンフォーカスにしてGR1Vのシャープな写りを楽しむことが多いのであるが、この写真は絞り開放のF2.8で撮影。

京都嵐電車内
Camera: RICOH GR1V
Film: FUJI NEOPAN 100 ACROS
Developer for film: FUJI SPD


 GR1Vの場合、オートフォーカスでシャッターを半押しにすると、花のマーク(マクロ:0.35~0.7m)、人が一人のマーク(0.7~1.5m)または山のマーク(遠景:5m以上)のいずれかが、ファインダーの中に出てくる。この時は花のマークが出た。

 一眼レフのようにピッタリ合焦させないと、絞り開放での撮影は難しいと思っていたが、GR1Vでも十分撮れそうです。一眼レフに単焦点レンズを合わせて絞り開放もしくはそこから1,2段絞った状態で撮影して、合焦部のシャープさとその周囲のボケ味を楽しむのが好きなのであるが、GR1Vでもそういう楽しみ方が出来そうだと、そんな気がした一枚であります。