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Leica LUX Gripにストラップ付けることが出来たら、magsafeでiPhoneを首から下げて持ち歩けるとだろうなと考えた(実際にはmagsafeの磁力だけで支えるのが心配なのでストラップを付けた状態で胸のポケットや内ポケットに入れて方が安全)。しかし….市販のストラップは、先端の取り付け部の紐がすごい細いからLeica LUX GripとiPhoneの重さに耐えられのだろうかと、なんとも心許ない。

ストラップ先端の細い紐を取り除いて、代わりに何かある程度のしなやかさがあって、尚且つLeia LUX GripとiPhoneを合わせた重さに耐えられる紐状のものが何かないだろうかと思い付いたのが結束バンドの活用だ。
ストラップ用の素材としては、ナイロンが良いと思う。ナイロンは女性のストッキングなどに使われている素材。非常にしなやか。しなやかだとLeica LUX GripとiPhoneの重さに耐えられないのではないかとお考えの方もいらっしゃるだろう。いやいやナイロンを侮るなかれ。ナイロン(PA6等)は、自動車のターボエンジン用のエアダクト配管等に使われたりしている優れた素材。ターボの過給圧とエンジンからの振動に耐え続ける。ナイロン製なら細めの結束バンドでもこれくらいの重量には耐えられる。今回はダイソーの製品を選んだ;
- 原産国:日本
- 材質:本体:ナイロン
- 商品サイズ:0.44cm ×0.34cm ×10cm
- 内容量:100個入
今回のストラップの場合、結束バンドの部分が繰り返し屈曲するようなモードが入るケースもあり得ると思うので、振動や繰り返し疲労耐性があるナイロン製であればより安心出来る。
ナイロンのもう一つの利点として、自己潤滑性に優れることが上げられる。今回のストラップ改良案件においては、1/4スクリューに結束バンドを取り付ける部位は、結束バンドがある程度動けるようになっているので、擦れるところで摩耗が発生しやく長いこと使っていると結束バンドが切れやすくなる。この点、ナイロンであれば他の汎用樹脂素材よりも安心出来る。
結束バンドがどのような素材で作られているかは、パッケージの表示で必ず確認するようにしましょう。もし、ポリエチレンやポリプロピレン(PE、PP、LDPE、HDPEなどの表示)が素材として使われている場合、耐屈曲疲労性や自己潤滑性がナイロンに劣るので、今回のストラップ改良用には選ばないようにして下さい。

改良するための
各パーツ
用意するパーツ
- カメラストラップ用 1/4スクリュー
- ナイロン製結束バンド
- 先端の細い紐を取り除いたストラップ

1/4インチ スクリューに
取り付ける

コンロの火で
ちょっとだけ炙って
アンカーフックを作る。

結束バンド先端部
(アンカーフックを作った後)

Leica LUX Gripに
取り付ける。

Leica LUX Gripに
取り付けてみた。
結束バンドを火で炙る時のコツとしては、できるだけナイロン樹脂を火にかけている時間を短くすること。私がコンロの火で炙る時は、ダイソーの結束バンドの先端を1センチ強カットする。先端部が少し細いので極短時間だけ火で炙って溶かすと一度に溶ける量が少なくなってしまうから。カットした先端を一度に火にかける時間は、1秒あるいかないか。溶けると先端に玉の形が出来るのでこれをアンカーフックとして利用するのだが、玉の大きさが小さすぎる場合は、更に追加して1回か2回火で炙って溶かして玉の大きさを大きくする。
結束バンドを火で炙る作業で失敗したことがある。火で炙る時間が長くしても樹脂が溶けて先端に玉形状の塊はできる。でも、火で炙る時間が長過ぎると樹脂が一部炭化してナイロン樹脂本来のしなやかさが失われてしまう。この状態でストラップに使用してしまうと、首から下げてしばらく使っている間にLeica LUX GripとiPhoneが落下してしまう。ダイソーで販売されているナイロンの長さ10センチの結束バンドは、1袋に100本も入っている。なので樹脂を溶かす作業が失敗しても、慣れるまで繰り返しアンカーフックを作成する練習が出来る。
自分ではやったことないがハンダゴテでもいけそうな気がする。火を使わないのでより安全だし。ただ、ナイロン樹脂は結構金属に付着しやすいのでハンダゴテの先をアルミホイルで覆うなどしてから溶かした方がよいのかもしれない。
コンロの火で炙ってアンカーフックを作成する際の自分としての最終的な完成系は、1秒くらい炙って溶けた樹脂玉を結束バンドの先端に作って、それを更に1秒炙って火から放してまた更にもう一回1秒くらい炙って炭化を防ぎながら球を大きくしたら、玉が固まる前にアルミ板に押し当てて、玉形状を少し潰して仕上げる。アルミは熱伝導率が高いので押し当てた瞬間に玉が変形するのと同時に一気に樹脂が冷えてくれるので炭化のリスクがより減るように思う。

冷えて固まる前に
アルミ板に押し当てて
仕上げる
ストラップの改良が終了して仕上がったら、↓この状態で両端を手で持って少し強めに引っ張ってみよう。アンカーフックの玉が小さすぎたり、火で炙った時に玉の炭化が進んでいると、結束バンドが簡単に抜けてしまう。抜けてしまっても大丈夫。予備の結束バンドが沢山あるのでまた作り直せばよいです。

結束バンドの先が抜けないか
必ず確認する。
これまでこのような形で結束バンドを利用したストラップを製作して、かれこれ9ヶ月くらい使っている。この間ずっと結束バンドを交換していないかというと、実際には2回交換している。そんなに高い頻度で交換する必要はないと思いますが、予備の結束バンドがたくさんあるのと、樹脂玉を溶かしてアルミ板に押し当てる作業にも慣れてので、ダメになる前に早めに交換してる。
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