色々なカメラ雑誌を立ち読みしてみると、冬は被写体が限られるので如何に被写体を見つけるべきかとか、逆に冬こそ魅力的な
被写体があるというような特集記事を目にすることがある。
私の場合、デジイチを始めた頃は、冬の被写体は限られると思っていたが、この週末カミさんの実家に行って、その考えが間違いであることを思い知った。カミさんの実家は、岡山市内の北部にある。平地から山間部になろうかというあたり。カミさんは、何も撮るようなものはないと言っていたが、とんでもない。この三連休は、4GBのCFカード3枚分撮った。今回一番活躍したレンズはシグマの50mm F2.8 EX DG Macro。
朝早起きして、カミさんの実家の直ぐそばの田んぼの脇を歩いていたら、雑草にビッシリと霜が降りている場所を発見。
Camera: Canon EOS 40D
Lens: SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
50mm, f/3.5, 1/30sec, ISO 400
With
Velbon Neo Carmagne 643Q & Velbon QHD-62Q
and
Built-in-flash with Flash Diffuser (Kenko Kagetori)
雑草も、霜がついて氷の粒で覆われると、全然雰囲気が変わる。氷の付き方が、同じではないので、他の雑草なども含めて何枚も撮りました。丁度花の雌しべのような位置にきている氷の粒にフォーカスして回りをぼかそうと思ったのですが、今回の場合はF値をもっと大きくして、被写界深度を深くして、前後の葉っぱ全体にピントが合うようにした方がよかったかもしれないとちょっと後悔。カミさんの実家には、また来年の冬にでも行く機会があるでしょうから、そのときにまた撮影条件を色々変えて試してみたいと思います。
船橋の自宅の周辺は、アスファルトに覆われていて、なかなか霜が降りている場所を見つけることができない。今年の課題として関東近郊の低山や渓谷に行って、風景写真を撮ろうと考えていますが、今回のような写真が撮れる機会に遭遇できることも期待しています。
今回のマクロ撮影では、ケンコーの「影とり」をストロボディフューザーとして使用。以前、Hakubaのビルトインストロボディフューザーについてレポートしたことがありましたが、ハクバの製品の場合、マクロ撮影の際にレンズの一部の影が入って しまって上手くとれないことがあり、この製品は少し離れた位置にある被写体に向いていると思いました。「影とり」の場合レンズの先端部などにも取り付け可能。今回の撮影では、レンズ先端のフードの部分に取り付けて撮影。使い勝手がかなり良かったです。ディフューザーを付けないで直接ストロボを使うと、手前の葉っぱの影が、後ろ側の葉にできてなんだか不自然な感じでしたので、こういう時は、コンパクトにカバンにおさまる「かげとり」が便利だと思います。
ところで、私が骨折したことに関して、皆さんから多数お見舞いのコメントを頂いておりますこと、大変感謝しております。
今回カミさんの実家に行ったときには、先日購入したトレッキング用シューズが非常に役に立ちました。トレッキングシューズの場合踵の部分と足先の部分が硬くしっかりしていて、すねの下の方で靴紐を縛ることになるので、骨折した小指に負担がかからなくとても歩きやすかったです。さらによかったのは、トレッキングシューズ購入したとき、お店の方の勧めで厚手の靴下を履いたときに丁度よいようにしたので、今回は敢えて薄い靴下を履くことで、骨折した小指周りに余裕ができて、痛みを感じることなく楽に歩けました。