写真の学校へ

年齢なんて関係ない

 まさか55歳にして再び学生になるとは思っていなかった(もちろん仕事しながらではありますが)。以前、ハービー山口さんが撮りたいという気持ちがあるなら、年齢なんて関係ありませんよ。その人が撮りたいと思い続ける限り、そこにそれぞれの写真物語がある.....という主旨のことを仰っておられたと。今それを身を持って実感している。

10年以上疑問に思ってきたこと

 2003年に「写真」を意識して撮り始めたら、徐々に徐々にカメラのこと、レンズのこと、フィルムこと、現像薬品のこと、印画紙のこと、プリンターのこと、それぞれに疑問が湧いてきて、カメラ雑誌やその他の媒体を通して自分なりに解釈出来たこともあったけど、その一方でずぅーーーーと疑問に思ってきたことが沢山ある。それらの一つ一つを在学中に少しずつ先生やクラスメートに当ててみてディスカッションしていきたい。

一発目はモノクロのラティチュード

 ずっと疑問に思っている最初のネタはモノクロのラティチュード。これを銀塩からの議論とデジタルからの議論で先生方にぶつけはじめた。

 クラスメートとはまだ話をしていない。徐々に広げていきたい。写真には「これが正解」なんてものはないと思う。それは分かっている。けど、いままで一人でずっと考えていたことを言葉にして皆に話して投げかけるのは、これは最高の快感だと思い始めた。最終的に満足がいく最終解にすぐには至らなくたっていい。何年もかけて考え、意見をぶつけ、意見を得る。とにかく志を同じくする人たちと、”日常的に”ディスカッション出来る場を得たことが本当に嬉しい。

 数年後、自分の考えと先生やクラスメートからインスパイアされたものなんかを混然一体にして、今までにない撮り方なり、焼き方なり、デジタルプリントなり出来ていたらなぁと、そういうことを想像するだけでも写真は楽しいと思える。

自宅暗室はペースダウン

 平日に、仕事が終わって帰宅してからでもフィルム現像とバライタへの焼き込みが出来る暗室環境をついに整えた。10年かかってやっとここまで整備出来たかという感じ。当然、どんどんフィルム現像して、バライタにどんどん焼いていきたいけど、しばらくグッと気持ちを抑えて、いまから9カ月あまり、仕事の後は写真学校の学生として講義の予習・復習や、おそらくこれから出される撮影、現像、プリントに関わる課題に取り組む時間を確保することを当然ながらしばらく優先する。(今晩と明日は、講義の予・復習が早く終わったのでバライタへの焼き込みを楽しむつもり)

 卒業後に、バライタへの焼き込みを行う上で、何か新しい手法につながるヒントが出てきてくれればと.....こいうこと考えるワクワク感が好きだなぁ。