フォトイメージングエキスポ (PIE2008) ーその3

Canonブース PIE2008の会場には、もちろんCanonさんのブースもありました。私が訪れたときには、ちょうど最新モデルのEOS Kiss X2のプレゼンの真っ最中で、大勢の人達がステージに向かってシャッターを切っておりました。
私は、そのプレゼン会場から少しはなれた場所にあったキャノン・フォトサークルの会員専用コーナーに行きました。
事前に、Canonからのメールの案内で、この会員専用コーナーでインクジェットプリンタPIXUS Pro9500/Pro9000の比較体験ができることを知らされていたからです。
受け付けで、会員証を見せて、ブースの中で待つこと数分。インストラクターの方が、持参したJPEG画像を印刷してくれました。
いま私が自宅で使っているプリンターは、かなり旧式。せっかくEOS40Dで撮影しても、その解像度を再現できるレベルにはないです。
今回、印刷したJPEG画像は、3月20日にこのブログに投稿した谷津干潟の画像です。添付ファイルに、印刷したものをEOS40Dで撮影した画像があります。上がPIXUS Pro9000、下がPIXUS Pro9500印刷したものです。
PIXUS Pro 試し刷り 私のパソコン画面は、hueyという自動モニター適正化ツールで調整しております。今回印刷したものはPIXUS Pro9500/Pro9000共にパソコン画面で見た感じとほぼ同一で、両方とも、印刷画面の鮮明さは、自宅のプリンターとは雲泥の差でありました。この投稿に添付している画像では差が分かりにくいですが、PIXUS Pro9500で印刷した方が、若干赤味が強いように感じました。インストラクターの方の解説によれば、PIXUS Pro9500のインクは顔料インクでPIXUS Pro9000は染料インクだそうです。この差は、プリンターのソフトウェアーで補正が十分できるとのことでした。
また、インストラクターの方が、鮮やかな青い空を写し込んだスイスの写真を見せてくれたのですが、同じ条件で印刷した場合、PIXUS Pro9500の方が深みのある味のある青という感じがしました。まぁ、このあたりは、インクの差による個人的な好みの問題もあると思いました。
PIXUS Pro9500もPIXUSPro9000も、お値段は決して安いものではないので、これからカミさんと長い購入交渉が始まることとなりそうです。
TAMURONブースでトークショーをされていた広田泉さんも言われてましたが、やはりせっかく撮った写真ですから、大きな紙面に印刷した状態で額に入れて飾ったりしてみたいですよね。特に、EOS40Dのような解像度の高いカメラを持っていれば尚更です。