住み替え検討開始-暗室常設希望

京町家からマンションに引っ越し

 昨年から、家内と今後の家のことを色々相談している。私としては、このまま今住んでいる京町家を終の棲家としたいと思ってきたが……。現実問題として、老後の生活や家内の今後の希望や母の介護の可能性なども考えると、本当に今の京町家に住み続けることがベストなのか再検討が必要な要素が出てきている。

 今私達は、所謂「田の字地区」から少し外れたところに住んでいる。土地代やフルリノベーションした京町家という家の価値は、極端に低くなることはないと予想している。京都駅、四条烏丸、四条河原町、寺町、清水五条などへのアクセスも悪くない。今の家を売って、新しい家を購入するというプランは非現実的なお話ではない。

 もしマンションに引っ越すとしたら;

  • バリアフリー
  • ローンは組まない(今の家を売った額で対応可能な物件購入)
  • 日当たりが良い(特に家内からの要望が強い。京町家はここが欠点)
  • 床暖房(京町家の欠点)
  • 仕事部屋兼暗室から、暗室を分離独立させてバライタへのプリントを常時好きな時に出来るようにしたい。(私の希望)
  • 新築物件でなくてもよい。
  • 3LDKまたは4LDK以上
  • 大阪、名古屋、奈良へのアクセスがよい(これは私の仕事上の理由)

....まぁざっとこんな感じ。

コロナ明けが現実的か?

 まずは現状把握ということで、今週から、いくつかの不動産屋に査定を依頼開始した。京町家ということで、査定額は各不動産屋によって結構差がある。でも予想したよりかもかなり高い額を提示してところも出てきたので、住み替え検討をポジティブに出来ることは理解出来た。

 今京都の市街地は、市長がもうこれ以上ゲストハウスを増やさない方針を打ち出したことと、コロナウィルスによってインバウンド効果がこれから数年なくなり、宿泊サービス関連の皆さんは、大変に厳しい状況。おまけに、これから数年は日本全体、世界全体で不景気が続く可能性が高く、我々の第一希望である京都市下京区または上京区で、意外とお買い得なよい物件が突然飛び出してくる可能性があるとみている。

 焦る必要は全くないので、とりあえずこれから来年一杯京都の不動産事情をウォッチングしながら好機を狙いたい。