赤城写真機診療所 Mark II

 赤城耕一さんの新しい本が出た。

 「赤城写真機診療所 Mark II」

 アジのあるイラストと撮影は、前回同様大村祐里子さんが担当。


 個人的には、7ページの新種ウィルス情報と、111ページの一刀両断にするような赤城ドクターのコメントが好き。 

赤城写真機診療所 Mark II

 

 111ページでは、SigmaのArtラインシリーズに関する赤城さんのコメントが記されている。

 私の写真とカメラ趣味にとって、アサヒカメラに非常に思い出深い赤城耕一さんの記事がある。2009年2月号で、50mm単焦点レンズの特集が組まれ、各社の最新50mmレンズや歴代の50mmの銘玉が紹介されていた。当時僕は、キャノンのデジタル一眼レフ(EOS40D)を購入して間もなく、ズームレンズしか持っていなかった。正直、何のために短焦点レンズが必要なのかあまり理解出来ていなかった。それが今では、スナップ撮影の殆どで短焦点レンズを使うことが多い。

 きっかけは、2008年に、キャノンのレンズモニターに応募して、運よくEF50mm F1.2L USMをモニターに当選したこと。この時の絞り開放からちょびっと絞った時のボケの”質”みたいなものが好きになった。でも、EFレンズは高い。

 そんな時に、読んだのが赤城耕一さんが担当されたSigma 50mm F1.4 EX DG HSMの記事。この記事の内容みて、このレンズが欲しいと思うようになって実際に購入。このレンズを使い始めたことで、私の興味は、時代を遡るように僕が産まれた頃に作られた銘玉の数々に移っていく。写真を撮る楽しさや自家現像を自宅でやりたいと思うきっかけになったのがこのSigmaのレンズだった。このレンズは、Sigmaがその後にリリースするArtシリーズの大きな土台になっているようにも思える.......なんて、素人が知ったようなこと書くのはよそう。(赤城さんや森谷さんに怒られる)

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 ↓Sigma 50mm F1.4 EX DG HSMを購入した頃に書いた記事。今読み返すと恥ずかしくて顔から火が出そうだ。