前回のネコ君の投稿写真を、akimotoさんが、「ミラクルなタイミング」と、コメントの中で評して下さっておりますが
そのミラクル(?)なタイミングをもう一枚。同じ場面ですが、前回撮った撮影位置よりも、更にネコ君のそばにニジリ寄って撮りました。
Camera: Canon EOS 40D
Lens: SIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG
50mm, f/2.8, 1/250sec, ISO 320
前回の投稿でお伝えした通り、実際にはギターの看板を見ているわけではなくて、柵の反対側にある木の上にいる鳥を狙っております。
このときは、50mmの単焦点レンズを付けていたので、自分がネコ君のそばに寄っていかないと、ネコ君の姿を大きく撮ることができませんでした。カメラを構えて、座った姿勢のままジリジリとネコ君のそばに寄っていくとそれに気づいたネコ君が、鳥と私を交互に見はじめ、この写真を撮った位置に私が近づいたときには、一瞬ネコ君がビックリしたような表情で、後ずさりするような姿勢を見せたので、ここが近づける限界ポイントと判断。
せっかく50mm単焦点のマクロレンズを付けていたので、もっともっと、近くに寄って撮りたかったのですが、逃げられては意味がないので、ニジリ寄るのはここまでにしました。
この写真を撮った後、きっと鳥を狙って柵の上に上がるだろうと思いました。
「ヨッシャァ~、柵に上がる瞬間を撮ってやろう」
と、カメラを構えたままジィ~ッと待っていました。しかし、5分以上経っても、ネコ君は、この姿勢のままでした。
流石にこっちもしびれを切らして、諦めて立上がった瞬間に、ネコ君が柵の上に上がって、更に木に移ろうとしたところで鳥が逃げてしまいました。せっかくのシャッターチャンスを私は逃し、ネコ君も獲物を逃し、お互いスゴスゴとその場を立ち去りました。