アサヒカメラ月例コンテストでまたまた入選

 本当に、今年は一体どうなっているのだろうか。10年以上、アサヒカメラの月例コンテスト(ファーストステップ部門)に応募を続けているが、1年のうちにこんなに何度も入選したことはない。昨日、6月号で入選した分の賞金の通知が届いたのであるが、ほぼ同時に7月号の入選通知がきた。2か月連続の入選なんていままでそんな経験はない。素直に嬉しい。

アサヒカメラ入選通知(1)

‘20年アサヒカメラ月例コンテストファーストステップ部門

  • 1月号: 特選
  • 4月号: 今月のあと一歩
  • 6月号: 入選
  • 7月号: 入選

 「今月のあと一歩」は、次点と入選の間で、おしくも入選を逃した作品。誌面には掲載されたので、今年は現時点で計4回アサヒカメラに私の作品が掲載されることになる。単純に本当に嬉しい。

 7月号に掲載予定の作品は、4月号の「今月のあと一歩」の作品に関して、紙面上で先生から頂いたアドバイスを参考に、「写真は引き算」という考えのもと、「今月のあと一歩」の作品と同じ場所で、撮り方を変えつつフィルム現像の段階からもう一度練り直してみた作品。

 バライタ紙への焼き込みもより一層工夫を重ね、自分なりに「今月のあと一歩」の作品よりも一層トーンの美しさを求めてファインプリントの領域まで持っていったつもり。それだけに再度の入選は嬉しい。7月号掲載予定の作品を撮った撮影機材は;

  • カメラ : Hasselblad503CX
  • レンズ : Carl Zeiss Distagon C60mm f3.5 T*
  • フィルム: Fuji Neopan Acros 100
  • 引伸機 : Fuji B690
  • 印画紙 : ILFORD Multigrade FB Classic 

 これまでの経験上、アサヒカメラ月例コンテストの入選通知は、掲載号の発売日(前月20日)よりも1カ月半から2カ月前には届く。7月号に掲載される作品の入選者氏名と作品名は、本来なら6月号に掲載される。昨日届いた入選通知に以下のような記載があった。6月号の巻末にいつもならある筈の7月号掲載分の入選者のリストがなかったので、コロナウィルス感染拡大の影響だろうとは思っていたが、やはりそうだったんだ。

アサヒカメラ入選通知(2)

 7月号以降も、応募はずっと続ける。12月までに更に入選を重ねられるよう、フィルムもデジタルも、自分なりに工夫を重ねて、撮影技術とプリント技術をさらに高めていきたい。

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