さて、この週末は、ミノカメ写真館にEFマウントレンズの種類を掲載する新しいページを立ちあげる準備にかなり手間どっており、スナップ撮影やスイス、台湾で撮った写真の整理が疎かになってしまいました。来週末からまた気合を入れたいと思います。
さて、そんな中、この週末、キャノンさんからEOS 5D MarkIIのプレミアム発表会・特別体験会の案内が来ていたのでいってみました。場所は品川のキャノンSタワー。
実際に手にとってみた最初の感想としては、想像していたよりあまり重くないということ。APS-Cよりも2倍以上デカイ撮像素子をもつ35mmフルサイズ機だから、重いだろうという先入観がありました。
ファインダーをのぞいた時の印象は、普段使っているAPS-Cサイズ機のEOS40Dと比べてとにかく画角が広いこと。
風景など、広角側でよりダイナミックな写真が撮れそうな気がしました。
あと印象的だったのは、印刷したときのクオリティの高さ。会場の壁に、米美知子さんなど著名な写真家の皆さんが撮った写真が非常に大きく引き伸ばされ、おそらくA1はあろうかという大きさで展示されていたが、画像が全然衰えていない。APS-Cではさすがにあそこまで引き伸ばすと粗がみえそうな気がする。さすがはフルサイズの最新鋭機種である。
会場では、色々なLレンズを装着したEOS 5D MarkIIがズラリと置かれていて、手にとることができた。
そこで、キャノンの皆さんから色々とアドバイスを頂くことができるので、交換レンズのことを色々聞いてみた。EOS40DでEF-Sの広角レンズであるEF-S10-22mm F3.5-4.5 USMを購入しようかどうか迷っていると話してみた。
アドバイスとしては、このままずっとAPS-Cサイズの機種だけ使い続けるのであれば、買う価値ありと言われた。
逆に、将来35mmフルサイズ機を買うのあれば、まずはEF24-105mm F4L IS USMのような標準ズームから買いそろえるのも手だと言われた。確かに、実際にEOS 5D MarkIIのファインダーを覗いてみると、その点は納得できる。
たとえば、35mmフルサイズ機で焦点距離24mmで撮った場合、それはAPS-Cサイズの機種で焦点距離15mmで撮影したときと同じ画角になる。魚眼レンズまではいかないが、APS-Cでの15mmとなると私にとってはかなりの広角だ。
今までは、将来レンズをもっと買いたいと思っていたが、APS-C機と35mmフルサイズ機を一台ずつ持っていればレンズはそれほど多く買い揃える必要はないと思われる。同じレンズでも、EOS40Dに取り付ければ、より望遠になるしEOS 5D MarkIIのような35mmフルサイズ機に付ければ、より広角になるからだ。
35mmフルサイズ機を買うことを考えると、いわゆるデジタル(APS-C)専用のレンズは、あまり買いたくなくなってくる。
今回アドバイス頂いたお話をベースに、今後のレンズ購入は35mmフルサイズ機でもAPS-C機でも使えるレンズの中から選んだ方がよさそうだ。
EOS 5D MarkIIは、やっぱりお値段が高い。本体だけで20万円超える。サラリーマンの私には手がなかなか出るお値段ではない。とりあえずは、35mm/APS-C両方に対応できるレンズを中古で買い揃えて行って、いつかは35mmを手にしたいものだ。
EOS 5D MarkIIのプレミアム発表会&特別体験会は、来週も引き続き品川で開催されるし、11月22日以降も、名古屋、大阪、札幌、仙台、広島、福岡で開催されるそうだ。ご興味のある方はキャノンさんのサイトをチェックして行かれてみては如何でしょうか。