眼鏡かけたままでも撮りやすい

 計画を予定通り遂行中。今週から、泊まりがけの出張の際にはEOS7sをもっていくようにしました。もちろん仕事の書類やサンプルが優先なので、できるだけコンパクトにするため、レンズはSigma Macro 50mm F2.8 EX DGのみ。
 もちろん、客先訪問時や仕事中は、撮影するわけにはいかないので、仕事が終わった夜間や早朝の時間帯でスナップを楽しんでおります。
 先週末は、フジクロームプロビア100Fを使用して撮影。今週は、ネガカラーで撮影しております。来週は、モノクロフィルムでの撮影に挑戦してみようと思います。


 明後日、自宅に戻ったら、まずは先週末撮影したリバーサルフィルムをスキャナーでデジタル化して、このブログに掲載予定。楽しみ楽しみ。


 EOS7sを購入した際、オプションとしてアイカップEd-Eを購入した。新品でも¥1000と値段が安い。EOS7sそのものは、もう中古しか手に入らないが、このアイカップはヨドカメなどでも依然として新品が販売されている。

アイカップEd-E

 

 ご覧のとおり、アイカップEd-Eはとてもデカイ!
 一見すると、とても嵩張るように見えるが、画面右側の大きなフード部は柔らかいゴムで出来ているので、簡単に折りたたむことができて、見ためよりはずっとコンパクトに鞄に収まる。
 縦位置で写真を撮るときも問題ない。このアイカップはファインダー部分を軸にして、360°自由に回転させることができる。
 眼鏡をかけているカメラフリークの皆さんにとって、こんなに使いやすいアイカップを、なぜキャノンさんはデジタル系EOSのために用意してくれないのか......?
 上の写真の状態で、右目でファインダーをのぞくと、右目側の眼鏡のレンズがすっぽりと覆われるため、顔の右側からの光が全く入ってこない。眼鏡をかけたままファインダーをのぞいて写真を撮っているみなさんであれば理解してもらえると思うが眼鏡越しにファインダーをのぞくと、特に太陽が撮る方向に対して横方向にある場合、ファインダー内に光がさしたり、眼鏡のレンズ表面に光が反射して、非常にファインダー内部の視認性が悪くなってしまう。特に、私が使っているEOS40DのようにAPS-Cやフォーサーズのようなフルサイズより小さな撮像素子が搭載されている機種をお使いの皆さんにとっては尚更のこと見難い部分があるかと思います。
 オプションで販売されている視度補正レンズEを通常のアイピースに装着されている皆さんは、メガネをかけなくてもそのまま裸眼でファインダーをのぞけるのでこの問題はないでしょう。私も、ヨドカメのアキバ館で視度補正レンズEを試したのですが、残念なことに超ド近眼な私は、一番度がきつい-4のレンズを使っても調整しきれず、残念ながら私の場合は視度補正レンズEを使って裸眼で撮影するいう方法は利用できないことが判明。よってEOS40Dで撮影する際には、コンタクトレンズを使って撮影するか、上記のような使いづらい状態で眼鏡で覗くしかない。おそらくキャノンさんとしては
 「そのような場合は、液晶モニターを有効活用して欲しい」
 と言いたいのだと思いますが、流し撮りを行う場合などは、しっかりとファインダーをのぞきながら撮らないとカメラブレを起こしやすいですし、せっかく一眼を使っているので、ファインダー内の隅々まで気を使いながら、ファインダーをのぞきながら快適に撮りたいです。
 また、20代、30代のときはほとんど問題なかったコンタクトレンズも、40代に入り、装着している時間が長くなると目が非常に疲れやすくなってきました。ですので、私の場合、長時間の撮影でコンタクトレンズを使うのには限界があります。
 今月、EOS7sを中古で購入してからこの大ぶりのアイカップを使い始めていますが、眼鏡を使いたい写真好きにとってこのアイカップはまさに救世主!是非、現行のデジタル系EOSにもこのオプションを用意して頂きたい。上の写真の通りこのアイカップは非常にデカイので、デジタル系のEOSに装着すると、背面の液晶画面の一部が隠れてしまいます。
 そのあたりが、キャノンさんがこの大型のアイカップを販売しない理由か......?なんとか販売を実現して欲しいです。
 現在、アイカップEd-Eを装着できるカメラは、販売が終了しているフィルム一眼のEOS-3/5/55/7/7sのみ。
 これらのカメラには、現在のデジタルEOSシリーズにない視線入力AF機能があるが、メガネをしているとこの機能がうまく作動しないことがある。この大型のアイカップは、メガネ使用時でも快適に視線入力AFを使用するために、なるべく外部の光に影響されないかたちでファインダーを使用する目的でもともと用意されたものなのではないかと勝手に想像しております。