金沢へ(2)

 先週末、また父の入院先に行った。嬉しい知らせを聞かされた。治療の難しい病気で、正直覚悟してたのであるが、過去の症例と比較しても、異例といえる急回復ぶりだそうだ。命にかかわる危険な状態はなんとか脱して、退院できる可能性も高まってきたそうだ。


 本当に、先生に感謝したい。10月6日は、今後の治療方針を説明してくれるそうだ。父がお盆の後すぐに入院して以来、いままでは治療方針の説明を聞くのが非常につらかった。長男として、また父に厳しい知らせをしなければいけないのだろうという非常に重苦しい気持ちになっていたからだ。でも、今回は違う。退院に向けたプロセスの話が中心になると予測しているからだ。


 もちろん、退院してからも自宅療養で、父にとってのつらい治療は続く。母の負担も少しでも軽減するべく家族で協力し合って父と母を助けていきたい。 
こうなると、父のために金沢で撮ってきた写真の整理も俄然楽しくなってくる。早くプリントして、父に見せてやりたい。

金沢_大橋
Camera: Canon EOS40D
Lens : EF24-70mm F2.8L USM
Velbon Neo Carmage 643Q & Velbon PHD61-Q

 

 

 この写真は、子供の頃、夏休みになると従兄弟達と、毛鉤釣りをしたり、ドジョウを手掴みでとって楽しんでいた浅野川(大橋)です。この川に沿って歩いて、父の実家に向かっていた頃のことを、懐かしく思い出します。