ゴロッ! ピカッ! バリバリバリィーーッ!!!

船橋の自宅で遭遇した雷

初の雷撮影に大興奮

 昨日は、改めてEOS40Dとキャノンレンズで撮った色表現の素晴らしさを再認識させられる場面に遭遇しました。
 これだから、写真撮影はやめられないです。
 昨日の午後は1 Day Kissさんご推奨の写真クラブ「北星会」の展示会を見に行きました。
 場所は船橋スクエア21ビル3Fの市民ギャラリーでした。自宅の近くにこんな展示会場があるとは知りませんでした。
 写真展のほかにも、絵画展などが開催されていまいた。見に来ている人も結構たくさんいらっしゃいました。
 素晴らしい作品ばかりでありましたが、特に気に入ったのは、秋田県の横手市は斎藤吉郎さんの「かまくら 仲良し」でした。
 かまくらの中にいる子どもたちの姿を写したもので、かまくらの雪の質感とかまくら内部の光の明るさのバランスが素晴らしかったです。
 その後、夕方自宅に帰ってしばらくすると、雷鳴が。EOS40Dを取り出して早速撮影開始。撮り出したときはまだ結構明るかったので、NDフィルターでわざとシャッタースピードを遅らせながら撮っていたのですがなかなかうまくとれなくて、そうこうしているうちに、あたりは真っ暗。今日はもうだめかなぁとも思いましたがNDフィルターを取り外して、再び諦めずに撮り続けたら、その甲斐がありました。

船橋の自宅から撮影した雷
Camera: Canon EOS 40D
Lens: EF-S17-85mm f/4-5.6 IS USM
f/9.5, 10sec, 24mm, ISO-200
White balance: daylight
With
Velbon Neo Carmage 643Q & Velbon QHD-62Q

長秒撮影の醍醐味を堪能

 最初のうち、雷はかなり家の近くで鳴っていましたが、日が暮れるにつれて、雷鳴は、この写真画面奥の地平線の方に移動。
 もう今日は撮れそうにないなぁと思った瞬間、まず画面奥の雲の向こう側でピカッと光りました。真っ暗な夜の時間帯なのに空が比較的明るいのはそのためです。次いで、画面中央の奥から左側手前に向かって稲妻が走り、その後1秒経つか経たないかという間隔をおいて、画面中央の奥から、右側手前に向かって、この日一番の大きな稲妻が、バリバリーーーッ!!とかなりの迫力で走りました。撮影時間を、10秒と長めにとったことで、画面の奥が光ってから最後の一番大きな稲妻が走るまで、大空で繰り広げられた一連のドラマを一枚の写真に収めることが出来ました。
 この一連の稲妻、画面の奥から手前に向かって放射状に放たれています。普通の雷は、稲妻が上から下に向かってドーンと落ちるイメージがありますが、空を切り裂くように走る今回のような稲妻の動きは、今まで私は見たことがないです。
 DPPやPhotoshopなどのソフトによる画像修整は一切なし。紫がかった空の色は、ホワイトバランスの設定を太陽光に設定したためと思われますが、この色、結構個人的には気に入っています。
 写真撮影が趣味になってから、稲妻の撮影に挑戦するのは今回が初めてでした。再び雷が鳴り出す場面に遭遇したらもっと色々な設定を試しながら撮ってみたいと思います。