今年は、銀塩モノクロに没頭?

 この年末年始の休みを利用して、準備してきた暗室。準備もいよいよ終盤。今まで使ってきたFujiB690はすでに設置済。この隣のスペースに、間もなくライカの引伸機がやってきます。

暗室_B690

 

 今までは、お風呂場暗室で、プリント作業を楽しんできましたが、特に困ったのが夏場。お風呂場では冷房出来ないし、現像液などの温度を20℃に保つために、バットを、氷入りの更に一回り大きなバットに入れて温度調整したりというような苦労がありましたが、これからはエアコンが効いた快適な部屋で引伸作業が出来るようになります。


 何せ今までは、暗室作業を行うために、週末にお風呂場を毎回毎回遮光して、機材を持ち込みセッティングし、終わったらまたすべての機材を片付ける。これを一日でやろうとなると、準備と片付けの時間が、プリント作業をに費やせる時間より大幅に多くなってしまうこともありました。

 カミさんも洗濯物があるので、私がずっとお風呂場を独占するわけにもいかず……。限られた週末の時間を無駄にしないためにも、今回思い切って暗室を整備するに至った次第。

 引伸機2台の後ろは窓になっているので、窓の大きさに合うベニヤ板を発注。これとパーマセルテープで遮光する。 引伸機の手前には、現像液、停止液、定着液とそれに予備水洗ができるバットをおける机と棚を設置完了。幸いにして、この部屋の入り口にはあまり光が入ってこないので、ドアを閉めれば十分遮光できるのであるが、うちの猫二匹がこの部屋に入ってくるので、入り口の前に、突っ張り棒を使ってカーテンレールを設け、遮光カーテンを設置する予定。

 プリントは、私の場合、RCペーパーよりもバライタ紙を使うことが多いので、水洗作業はしっかりやらねばならず、この作業だけはこの暗室から出て、従来通り、お風呂場でやるつもり。それでも、作業効率は格段にアップする筈。