2015.08.02の記事で、金網つじさんの、「手付きセラミック付焼き網」を使い始めたことをレポートした。この網で、毎週末京都の色々なパン屋さんで食パンや他のパンを焼いてみて、味比べをしている。しかし、京都は本当にパン屋さんの数が半端なく多い。さすがは、パンの消費量日本一だと実感している。
....余談だけど、昨日TVのなんかの番組で、コーヒーの消費量も京都が日本一だと言っていた。京都府としてなのか、京都市としてなのかは分らんが。
ここ2ヶ月の間、週末に試した中で、僕の独断と偏見で選んだランキング2位のパンが、今日ご紹介する進々堂さんのパンドミ。
一応、僕がトーストしたパンを評価する基準を言うと;
○ トーストした表面が、カリッと軽やかに仕上がる。
○ トーストした内側は、モッチリと風味豊か。
○ パンの耳もこんがり美味しい仕上がりになる。
っていう感じです。
実をいうと、「手付きセラミック付焼き網」で、最初に買って焼いてみたのが、進々堂さんのパンドミでした。
「このパン、マジに美味い。京都のパンは、どこのパン屋さんでも、こんなにレベルが高いのか」
というのが僕の第一印象でした。少なくとも、僕が関東に住んでいた頃には、こんなに美味しいパンは食べたことがなかった。だが....、実際にはそうではなかった。この2ヶ月の間に試したパンの中には、やっぱり当たり外れがあった。色々試して、進々堂さんのパンドミのレベルの高さを思い知った。
もっと言うと、進々堂さんは、京都の市街地に沢山お店があって、京都の人なら誰でも知っているチェーン店だから、進々堂さんのパンの味を基準にして、個人経営に近い小さなパン屋さんのいかにも美味しそうなパンなんかを評価すればよいかなぁと考えていたのである。つまり、進々堂さんのパンはどれも万人ウケする標準的な味だろうと思っていたのだ......。
とんでもないお話である。進々堂さん、そして京都の皆様、ごめんなさい。大変酷い浅はかな考えでした。
進々堂さんの素晴らしいところは、焼きたてホヤホヤのパンを買えるところだ。僕の場合は、京都駅地下の地下鉄の改札口にほど近いところにある進々堂さんで購入している。お店の中に巨大なオーブンがあって、パンドミも店舗内で焼かれたものを買える。
という訳で、つい最近まで、僕の中では進々堂さんのパンドミが、表面のカリカリ感と内側のモッチリ感とパンとしての風味と自然な甘みのバランスの頂点に君臨していたであるが、ヌわぁんと、進々堂さんのパンドミのレベルの更に上をいっていると思えるパンが出現したのだ。だから、進々堂さんのパンドミは、目下僕の気持ちの中では、ただ今ランキング第2位。
果たして、僕の中でのランキング1位はどのパン? ........それは次回のレポートにて。
しかし、僕(とカミさん)がこの2ヶ月の間に訪れたパン屋さんは、まだまだほんのごく一部。特に、市内のわりと北側の方にあるパン屋さんは、まだどこにも行っていない。せっかく京都に引っ越してきたので、パン屋さん巡りはこれからも続けて、まだ見ぬ美味しいパンとの出会いに期待したい。
特に、これから秋に向かって、気温も下がってくるし、週末のパン屋さん巡りにはよい季節だ。自宅から自転車で、プピぃーーっと市内の北側にも足を伸ばして、新たなるパン屋さんとの出会いに期待している今日この頃である。