RICOH GR1vを購入しました。

リコーのGR1vをYahooオークションにて購入しました。
ずっと出品をチェックしていたのですが、GR1vは、所謂高級コンパクトカメラの部類では、森山大道さんが使っていることで有名になったGR21に比べれば安いものの、それでも中古カメラ屋さんでは、中古良品で6,7万円することは当たり前。

そういう中で、今回私が落札した価格は4万円を下回った。DATE機能がないことも影響しているだろうが、見た感じ全く
傷がない出物をこれだけの低価格で落札できたことはとても嬉しい。

GR1v

このカメラを手に入れたかった最大の理由は、このカメラが非常にコンパクトであること。前回の投稿でお伝えした通り、現在私は、銀塩モノクロのフィルム現像から印画紙へのプリント作業まで写真教室でお勉強中。いままで、EOS7sにモノクロフィルムを装填して楽しんでいたのですが、やっぱり出張先に嵩張る一眼レフ本体とレンズを持っていくのは、仕事の荷物の都合上限界があることが多い。GR1vならば、非常にコンパクト。これなら気軽に出張先に持って行って、仕事を始める前の早朝の時間帯や仕事終わりの夜の時間帯にスナップを楽しめる。従来通り、週末は一眼レフで、平日はGR1vで撮影を楽しみ
週末にフィルム現像や引伸作業をやりたいと思っております。

GR1v初ショット
Camera: RICOH GR1v
Film: Fujifilm NEOPAN100 ACROS

この写真は、GR1vが手元に届いてすぐに試写したときのカットです。購入したてのGR1v用にと、両吊のストラップをヨドカメのアキバ館で購入した帰りに、秋葉原駅にて撮影。画面中央の柱にフォーカスポイントを持ってきて撮影。ISO100のフィルムで夜の時間帯だったので手ブレが心配でしたが、ちゃんと写っていました。この画像は、フィルム現像を自分でやってその後フィルム・スキャナーでとった画像ですが、これからこのカメラで撮ったフィルムを使って引伸作業するのが楽しみです。
先週は、カミさんの実家のある岡山に行って、そこから日帰りで瀬戸大橋渡って高松に行ってきました。その時、GR1vで撮ったフィルムがあるので来週、それを自宅でフィルム現像して、再来週に写真教室で引伸作業をやりたいと思います。

GR1vのレンズの優秀さは周知のところであるようです。GR1vの購入を決めたころ、神田の古本街で

リコーGRシリーズのすべて (エイムック 689)を発見して購入。現在のGRデジタルの解説本は沢山ありますが、今さらGRのフィルムカメラの解説書を求める人は少ないようで、古本屋さんやヤフオクに頼る他ないです。この本を読んで知ったのですがGR1vに装着されている GR Lens28mm F2.8と、GR21に装着されているGR Lens21mmF3.5はライカ用Lマウントを施されて、レンズ単体でも販売されていた時期があったようです。もうちょっと正確に言うと、GR Lens 28mm F2.8のLマウント単玉発売は、1997年、GR Lens21mmF3.5は1999年に発売。

リコーのGRシリーズは、現在デジタルだけになってしまっているが、できることならば、またフィルムカメラも復活させて欲しいものです。