Cyber-Shot DSC-F717に感謝

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Canon EOS40Dを購入しました。次回以降の写真は、EOS40Dで撮ったものが増えていくと思います。
今まで頑張ってくれた感謝の気持を込めて、手持ちのカメラについてちょっとご紹介します。
CyberーShot DSCーF717です。一部Canon IXYで撮ったものもありますが、ミノカメ写真日記や私が別に主宰している(実茶藝館)に掲載している写真の多くをDSC F717で撮りました。‘03年1月に購入して以来、結構使い込んだような気がします。一度、撮像素子に記録するシステムが故障してしまい、大修理になりました。たしか修理費用は10万円を超えたと記憶しておりますが、購入したお店の延長保証の期間であったため、大きな出費は免れました。
私にカメラの使い方のイロハ教えてくれたのが、DSCーF717です。
主な仕様は

DSC-F717仕様概要

購入した当時、コンデジの中ではかなりハイスペックでありました。プログラムモード、シャッタースピード優先モード、マニュアルモードなど基本的に一眼レフと変わらない機能でありますので、EOS40Dの使い方をお勉強している今、あまり抵抗感がないです。
このカメラの特徴として、画像が非常にシャープな感じに仕上がる傾向があります。街並みの一部を切り取りたいときなどには、よい特徴かと思います。
逆に、柔らかさがほしい時には、画像にカチカチ感が出やすいです。紅葉や霧がかかっている風景を撮るときなどには、苦労します。シャープネス設定を数段階で調整する機能も付いていますが、それでも柔らかさを調整するのには限界を感じています。
あとは、やはり一眼レフに比べて撮像素子が小さいことの影響が大きいと思っておりますが、自分なりにカメラの勉強をしながら、撮影した画像を改めて見たとき、特にISO感度を高めに設定した時のノイズの多さが気になるようになってきました。特に、大きく引き伸ばして印刷したり、画像をパソコンの画面で大きく拡大したときです。
撮像素子が小さいといっても、2/3型というサイズは、購入した当時のコンデジとしては最大級。この点はDSCーF717の欠点というよりも、デジタル一眼とコンパクトデジカメの差というべきでしょうか。
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欠点はどんな商品にもあると思いますが、私はこのカメラの明るいレンズが好きですし、コンデジとしては大ブリですが、今回購入したEOS40Dに比べれば、文字通りずっとコンパクト。レンズ部とカメラ部がスライドして角度を変えられるので、地面スレスレの画像を撮るときなどには、液晶画面のライブヴューを見ながら、無理な姿勢をしなくても撮れるよさもあります。コントラストが低い時でもフォーカシングしやすいホログラフィックAF機能も大変便利です。デジイチよりも撮像素子が小さいと書きましたが、デジイチの撮像素子としては今でも最大級クラスかと思います。小さな撮像素子に1000万画素クラスの画像を押し込む場合と比較してもまだまだ引けをとらないのではと思っております。マクロ撮影したときのボケ味も結構気に入っています。
こうしてみると、まだまだ長所も沢山あります。EOS40Dを購入したといっても、場面によっては引き続きDSC F717を使いたいです。
でも、もうかなり使い込んでいるので、またどこかが痛んで故障して修理に出さなくてはいけなくなるかもしれないです。コンデジですから、どこかが致命的な故障に見舞われたら、デジイチのように、レンズ側あるいはカメラ側だけを買ってきて交換するというわけにもいかないですからね。これからは、末永く私のお供を務めてもらえるように、十分に労わって上げたいと思います。