さて、いまミノカメ写真ギャラリーにスイスの写真(第三弾)を掲載するべく、横位置の写真を整理中です。
その中で、一番印象に残る一枚となりそうなのがこれ。10月18日の投稿で掲載した写真は、日中に雲がだんだん切れてきて山並みが顔を出し始めたときに撮った写真でありましたが、この写真は逆に、夕刻に雲が広がり始めて、山を覆い尽くす寸前に撮ったもの。一日中、写真を撮りまくって、最後にもう少しと思って、麓のインターラーケンに向かう登山列車を途中下車。
この場所なら、夕日に照らし出される山々がきれいに見えるのではないかと、事前に山岳地図で確認してあった場所までロープウェイで向かいました。すごく寒かったです。9月というのにロープウェイの駅を下りた時に確認した気温は5℃以下。真冬の装備を持ってきてよかったです。夕刻ということもあり、その駅で降りたのは私だけ。思った通り、夕日が当たってはいたのですが、綺麗な景色に見とれてしばらくするうちに、雲が出始めたので、急いで三脚を立てて撮りました。この写真を撮った後3,4分で山の姿は完全に見えなくなってしまいました。
Camera: Canon EOS 40D
Lens: Canon EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM
90mm, f/4.5, 1/60sec, ISO 200
With
Velbon Neo Carmage 643Q & Velbon QHD-62Q
撮った後、再びロープウェイの駅に戻ると、麓の村に降りるロープウェイはもう最終便しかなく午後8時半まで待たされました。
まそれも、旅のよい思い出といったところでしょうか。