もうすぐ引越し

京都市内で引越し

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小京都と大金沢

 京都が好きな人が京都を好きな理由…….。当然人それぞれあると思う。私の場合、両親の実家が石川県の金沢で、父方が尾張町(今の主計町との境目くらい)、母方が東山。どちらも浅野川沿いで大橋が近い。両親が、私たち子供の夏休み、冬休み、春休みに合わせて帰省することが多かったので、小、中、高の長い休みはいつも金沢にいた印象がある。

主計町と浅野川

 したがって、金沢の浅野川(大橋と天神橋の間の周辺地域)は、従兄弟とよく遊んだり親戚等と食事に出掛けた楽しい場所として記憶に刻まれている。川の両岸に伝統的な街並みが残る感じは、京都と非常によく似ている。

 新しく選んだ家は、今住んでいる京都市内の場所よりも非常に鴨川に近くなる。東に清水寺などを従える山の感じは、母や父の実家からみた卯辰山を大きくした感じに思えてくる。

 よく、金沢は「小京都」と言われる。確かに京都と似た感じの街並み・風情を感じる。でも、僕の中では京都が「大金沢」なのである。今度引っ越す場所の界隈は、子供のころの夏休み、冬休みに過ごした金沢の東山や主計町の感じによく似ている。

 私が子供だった’60年代、’70年代に比べると、両親の実家の辺りも、今度引っ越す辺りも、観光客が大幅に増えて騒がしくなった。それでも、そこにいることで、「郷愁」と「旅愁」が混ざり合った独特の心持となって癒しを得られる感覚が常にあり、やっぱりなんだかんだいって京都も金沢も大好きなのである。

北陸の味、かぶら寿司
好物のかぶら寿司を香林坊のお店で

 カメラ好きとしては、今度の引っ越し先からLieca Store Kyotoが完全に徒歩圏内となることが嬉しい。併設のGalleryには新しい展示が入る度に行きたい。来年か再来年、是非Leica Store Kyotoで、ずっと憧れてきたLeica M10シリーズのいずれかのモデルを新品で購入したいと思っている。

 今までも週末に、早朝ウォーキングを楽しんできているのだが、今度の引越し先からは鴨川べりまで5分と掛からずに出られる。四条、五条あたりから、出町柳あたりまで川沿いに、あるいはそこから、哲学の道の方に出て自宅に帰ってくるうというルートで早朝ウォーキングを楽しむのもよいかも。楽しみである。

 来年の2月か3月に引っ越すことになる。どうせコロナの影響で旅行や帰省は無理だから、年末年始の休みは自宅で引っ越し準備に集中しようと思う。

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Moving soon

日本語日本国旗

 I’ve been living in Kyoto since 2015. Now decided to move. Still in Kyoto. But shift into the location nearer Kamogawa river.

Higashiyama in Kanazawa

Little Kyoto and Great Kanazawa

 Why prefer Kyoto as living place? In my case, the reason is in Kanazawa city in Ishikawa Prefecture, Japan. Kanazawa is also quite traditional city with longer history. My parents grew up in the region of Higashiyama, Kazuemachi, Hashiba-cho and Owari-cho in Kanazawa. The area also have river named Asanogawa.

Ohmicho market in Kanazawa city

Asanogawa and the atmosphere in the region are similar into Kamogawa and the region of Higashiyama-ku and some area of Shimogyo-ku in Kyoto. When I was child, my parents always bring me into Kanazawa in Summer & Winter vacations. Stay with a lot of relatives. In summer time, enjoyed fishing with cousins to catch river fishes from morning time till sun set time and also enjoyed many of local festivals and interesting traditional events, resulting into a lot of fine memories along Asanogawa. Therefore whenever I walk along Kamogawa river in Kyoto, the scene starts to synchronize into the nice memories.

Special crab menu in Kanazawa named “Kobako (香箱)”

 Kanazawa is called “Little” Kyoto. But for me, it must be opposite. Kyoto must be “Great” Kanazawa.